北海道のキャンプ場

　

私が99年に利用したキャンプ場についてのコメントです。記号は昭文社の｢ツーリングマップル北海道｣に対応しています。

①恵山海浜公園キャンプ場　(10Cｰ4)

函館から海沿いに東に行くとあるキャンプ場。「道の駅なとわ・えさん」に隣接していて、管理棟もここにある。料金は１張３００円（？忘れた・・）、道の駅には温水シャワーがある。テントサイトは芝生だが狭い。施設全体はきれい。海水浴場があり、国道沿いで交通の便が良いせいか、ファミリーキャンプ客も多く静かに休むのにはやや不向き。ローソンが至近。　

②緑とロックの広場キャンプ場　(12Dｰ3)

森市街で国道を降り、山道を8kmほど登る。道の入り口には標識があるが見つけにくい。私は見つけられず、次の日の朝確認した。山道はさほど急ではないが、長いので自転車では結構きつい。工事車両が通行するので注意が必要。途中で大規模な工事現場に出くわすが、気にせず先に進むとキャンプ場がある。利用料は無料。テントサイトは広く平らで芝生の手入れも良くされている。新しく出来たこともあり施設はきれい。すぐ近くに渓流があり、釣りも出来るようだ。売店、電話、自販機等はない。周囲にも商店等は一切ないので、食料は山道に入る前に調達しておかなければならない。私が行ったときは、他に誰もいなかったのでキャンプ場独り占めだった。結構穴場？すぐ近くにダムがあり、常に水が落ちる音がしているが、慣れると気にならない。注意しなければいけないのは、道南で一番熊が出やすいキャンプ場と言われているらしいこと。今年も6月ころ出たらしい・・。自然とスリルを求める人はお試しあれ？

③長万部公園キャンプ場　(14Bｰ1)

長万部駅から20分くらいのところにあるキャンプ場。利用料は300円。テントサイトはかなり広い。施設は所々古いものもあるが、新しいトイレなどもある。ファミリーキャンプと旅行客両方が大勢集まる。情報交換の場としても使える。長万部温泉に入り、駅前でカニめし弁当を買ってキャンプ場へ・・というのがオススメ。

④アルトリ岬キャンプ場　(14Fｰ2)

有珠海水浴場近くのキャンプ場。100mほどの急な坂を登ると、非常に眺めの良いテントサイトが広がる。サイトは草地で少々荒れている。利用料は無料。炊事場、トイレのみと施設はシンプルだが、海水浴場でシャワーが使える。商店等は近くに点在している。実は私はここでキャンプをしていない。というのは、ここに着いたとたん、地元の人たちの酒盛りにお呼ばれして色々と振舞っていただき、加えてキャンプ場内にあるコンテナハウスを寝場所として提供してもらったのである。運がよければこんなこともあるかも？朝夕の景色は格別である。

⑤ポトロ自然休養林キャンプ場　(15F-1)

白老のポトロ湖沿岸のサイクリングロードを行くとあるキャンプ場で、350円で利用できる。森の中のキャンプ場の趣が良い。施設は新しくきれいでビジターセンターではシャワーが使える。芝のテントサイトはきれいで広いが、平らな所は少ない。

⑥緑のふるさと温泉の森キャンプ場　(17D-5)

静内温泉の奥にある無料キャンプ場。芝もしくは砂地のテントサイトは結構狭いので、遅く行くと場所取りに難儀する。温泉が歩いて行ける距離にあるので利用すべし。バイク乗りや自転車乗りが多く集まるので、情報交換等に便利。買い物は静内駅周辺で。

⑦百人浜オートキャンプ場　(19F-5)

襟裳岬近くのオートキャンプ場だが、広いフリーサイトもあるので安心。利用料は300円。テントサイトは芝で結構広いが、ピンクの良くわからないキノコが生えていたりする。隣接する高齢者センターで風呂に入れる。管理棟にコインランドリーがあるが、利用者が多いのでタイミングを外すといつまでも洗濯できない。自由に移動できる木のベンチや空き缶リサイクルの灰皿を利用できる。周囲に商店は見つけられなかった。

⑧茂岩山自然公園キャンプ場　(26B-2)

豊頃にあるキャンプ場。本には上の名前で載っているのだが、実際は別の名前だった（豊頃公園キャンプ場？忘れた・・・）。キャンプ場へは国道沿いのパーキングエリア近くの急な坂を登った上にある。向かいの十勝ロイヤルホテルでチェックイン。利用料は310円。テントサイトはあまり広くない。中央に遊具があり、公園で野宿しているような雰囲気。バーベキューハウス等が充実しており、ファミリー向け？ホテルで温泉に入れる。

⑨星のまきばユースホステル　(33E-5)

もちろんキャンプ場ではない。釧路のユースホステル。素泊まり2500円くらい。ロッジ風の作りでアットホームな雰囲気が良い。おやじさんはぶっきらぼーだが親切。禁酒禁煙に耐えられる方のみ利用可。

⑩きりたっぷ岬キャンプ場　(34G-3)

霧多布岬にある無料キャンプ場。草地のテントサイトは広いが斜面が多い（と言うかほとんど）。急な坂を登り、岬の上に乗ってから2km程、のどかな風景の中を走るとキャンプ場に着く。施設は普通。近くの霧多布温泉は、大きくて新しい建物で非常にきれい。入浴後は「小松コーヒー牛乳」を飲みましょう。霧多布岬は1年中霧に包まれていると聞いていたのだが、私が行ったときは霧がまったく無く、岬の上から見える景色は極めてグーッド。坂を上る前に商店街がある。

⑪根室市キャンプ場　(44C-6)

根室半島の根元にある無料キャンプ場。小高い丘の上にある。テントサイトは芝で、そこそこ広い。施設は普通。風連湖が望め、景色は良い。風呂、自販機等は無い。私が行ったときは虫が多くて難儀した。自転車乗りやバイク乗りが多く集まる。近くに小さな商店があるが,買い物は予め済ましておくほうが無難。

⑫筑紫恋キャンプ場　(44C-4)

厚岸近くのキャンプ場。利用料は210円。シャワー、コインランドリーもある。商店街が近く、買い物には苦労しない。駅まで自転車で20分くらい。厚岸駅では「カキめし弁当」を買うべし。駅近くの道の駅で「コンブアイス」や「カキアイス」にチャレンジするのもいいかも？注意しないといけないのは、トイレに紙が無い事。自分で持っていかないと大変なことになる。